こんにちは!
今日書かせていただくのは、映画「マンマミーア!ヒア・ウィー・ゴー」です!
この作品は、友人からの誘いで鑑賞に至りました。ちゃんと前の日に前作を観て予習してから行ったんですよ!(笑)
こちらの記事は、ゆるーい感じ&ネタバレ無しで書き進めていきます。
観終わった感想は、「わー!楽かったー!!」(笑)
個人的な評価は星4です!
映画の基本情報
【監督・脚本】オル・パーカー
【題名】マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー
【原題】Mamma Mia! Here We Go Again
キャスト・登場人物
ソフィ:アマンダ・セイフライド
ドナの1人娘でルビーの孫。25歳です。母のホテルを継ぎますが、旦那さんのスカイと意見が合わず悩んでいます。綺麗なブロンドの女性です。
ドナ:メリル・ストリープ、リリー・ジェームズ(若きドナ)
ソフィの母であり、ルビーの娘です。ホテルを経営していましたが、1年前に亡くなっています。若い頃から、積極的で魅力ある女性だったようです。
スカイ:ドミニク・クーパー
ソフィの旦那さんです。ホテルの経営の姿勢について、ソフィと意見が合わず悩んでいます。
ターニャ:クリスティーン・バランスキー、ジェシカ・キーナン・ウィン(若きターニャ)
ドナの親友で、ダイナモスの元バンドメンバーです。美容にとても気を使っていて、男性からモテます。
ロージー:ジュリー・ウォルターズ、アレクサ・デイヴィーズ(若きロージー)
ドナの親友で、ダイナモスの元バンドメンバーです。背の低い眼鏡の陽気な女性で、彼女は未婚です。
サム:ピアース・ブロスナン、ジェレミー・アーヴァイン(若きサム)
ソフィのパパ候補1号。建築家です。前作でドナと結婚しました。
ハリー:コリン・ファース、ヒュー・スキナー(若きハリー)
パパ候補2号。銀行マンです。
ビル:ステラン・スカルスガルド、ジョシュ・ディラン(若きビル)
パパ候補3号。船乗りで、本も執筆しています。
フェルナンド:アンディ・ガルシア
ホテルの支配人。ソフィを献身的に支える、ダンディなおじいさんです。
ルビー:シェール
ドナの母親で、ソフィのおばあちゃんです。歌手として活躍する美魔女です。
あらすじ
前作から数年後、舞台はギリシャのカロカイリ島。ソフィは母子の念願だったホテルの改修を終え、リニューアルオープン記念パーティーの準備に追われていた。ニューヨークに離れて住んでいる夫のスカイとは、将来設計の意見の違いがあり、ストレスになっていた。パーティーの準備は順調に進んでいたが、突然の大嵐がやってきて開催の危機に陥る。
時代は遡り、若き日のドナはオックスフォード大学を卒業後、広い世界で自分を見つめるために旅にでる。カロカイリ島へ向かう途中で、ハリー、ビルと出会い、島でサムと出会い恋に落ちる。しかし、サムには婚約者がいて、彼は島を後にする。その後、ドナは自分が妊娠していることに気づく。彼女はカロカイリ島で暮らしていくことを決める。
(Wikipediaより引用)
本編の感想
まず、鑑賞前の皆さんにお伝えしたいこと。
ぜひ前作を観てから映画館に行きましょう!!!それだけで、この作品を10倍楽しめます!!
一緒に行った友人は軽くあらすじを見た程度でかなり楽しめたみたいなので、あらすじだけでも予習は必須なのかなと思います!!
前作の熱狂的なファンには、きっとかなり嬉しい作品になっていると思います。
よかったところ
小道具
ところどころに前作のモチーフが散りばめられていて、胸アツでした!
前作のダンシングクイーンで登場したクジャクみたいな帽子や、ドナのひと夏を記したピンクの日記など、前作の小道具が沢山登場していました。
もしかして、監督には前作撮影中から次作の具体的な構想があったのかも……?以前、「続編も考えている」的な発言もあったらしいです。
監督として、そのキャラクターのバックボーンを考察するのは恐らく「やらなければいけないこと」。しかしそれを深堀りして新しく形にする作業は、作品へのかなりの愛が無ければ難しいことですよね。製作サイドからもファンかはも愛される名作、さすがです。
歌
前作からのリプライズ的な楽曲の多いこと!!!
これ前の作品のあそこのシーンで流れてたやつだ!とか、もちろん相変わらず曲は良いんですが、前作と呼応しているようで感慨深かったです。これ知ってるー!!!っていう喜びも、嬉しかったです。
ドナが前作で歌っていた曲のリプライズを今作ではサムが歌ったりとか、スーパートゥルーパーを今度は別のメンバーで歌ったりとか。その違いがはっきりわかることで意味合いが深まって、感情の揺さぶられ方はまただいぶ違うと思います。
あとね、ソフィ役のアマンダセイフライド超かわいかったです。歌も上手いし、今回のベスト俳優賞はアマンダ・セイフライドです!!
伏線
あれ?このシーンちょっと長くない?と思ったところは大体伏線でした。
露骨すぎるという意見もありそうですが、印象づけのためならわかりやすいしあのくらいでもアリなのかなと個人的に思います!私は、伏線回収はスッキリ感が大きい方が好きです。
どの世代にもわかりやすい伏線のはりかたが親切で良かったです。私たち平日の早朝の回に見たのですが、劇場にはおば様おじ様が多かったです。私たちが一番若かった……(笑)
色んな世代が見るからこそ、わかりやすさを狙ったのではないかと考えました。
あまりよくなかったところ
老けすぎ問題
スカイが、、老けすぎ……(笑)
若い男って、すぐ老けるんですよね!20歳を過ぎるともうダメ。髪は薄くなるし、シワは増えるし、なんか肌の色くすむし!!※あくまで筆者の経験則です。
こちらの作品、公開は前作の10年後。ということは、撮影も前作から10年近く経っているわけじゃないですか。でも、こちらのストーリーでは5年後です。
5年にしては全体的にキャストの見た目が変わりすぎな気がするんです……微妙なとこですが。あまり変わらない人もいましたけどね!!
それなら思い切っていっそのこと10年後の話にしたら良かったのに、と思ってしまいました。
日記
せっかく若かりし頃のドナを見せるなら、日記を書いてほしかった!!
前作の1番最初のシーンに、ソフィが友達と一緒にドナの日記を読み上げるシーンがあるんですよね。“…”の盛り上がりが、本当に可愛くって好きだったんです。
前作の動機づけにもなるような大事な日記なのに、ドナはいつどんな気持ちで日記を書いたの?というのがあまりよくわからなかった。もっと知りたかったです。
日記は嘘も書けるから、べつに当時のドナの心情と日記の内容が合致していなくたっていいわけです。
それに、書かれた言葉に誤解があるかも知れません。“…”の意味が、「素晴らしい夜」とは限らなくて、「最悪だった」かもしれないじゃないですか(笑) そういうギャップも生み出せるので、そこを丁寧に描いたらもっと面白かったのかなと思います。
設定
私は、やっぱりドナを見たかったです。物語の最初から彼女は亡くなっているので、確かに若かりし頃の彼女の姿も良かったんですが、対比で現在の生きた彼女も見たかったなあ。
ストーリーでソフィをメインにするとしても、ドナは死ななくても良かったんじゃないかなと思ってしまいました。
まあ、これはネタバレではなくキャスト見てもわかるように、ちょっとだけなら出てくるんですけどね。
前作とのつながり
やはり、前作を見ていない人には不親切だったのかなと思います。おさらい的に、3人のパパを映して前作のことを思い出させてくれるシーンなんかがあっても良かったかなあと思います。
印象に残ったシーン
ドナの卒業式のシーン
「無遅刻の……」って紹介されるのに遅刻してるし、先生とのキスの歌歌い始めるし、ダイナモスの3人が学校全体を巻き込んで、校長らしき人まで歌い出すし、先生も保護者もドン引きだし、ハチャメチャでした(笑)
あのシーンで先生達をちょちょってやる青いファーみたいなやつ、たぶん前作のダンシングクイーンのシーンで3人が持ってたやつですよ!
若かりし彼女を映したシーンの1番最初です。彼女は昔から沢山の人に愛される女性だったことがよくわかる、印象強いシーンでした。
この映画を一言で表すと
「女の強さを感じる映画」。
この言葉は私と一緒に観に行った友人が言ったものです。私もとても共感しました。
登場する女性たちはみんなタフで勇敢で、自分の置かれた状況を受け止め、受け入れ、そして障害を乗り越えていく様子が印象的でした。
女性って強いんですよね。この作品の登場人物は全体的にけっこうパワフルです。私はマンマミーア!の女性陣からパワーと勇気、そして元気をもらいました。
まとめ
私よりも映画の影響を受けやすい友人は、鑑賞後街に出て外国人観光客を見るなり「Oh!マンマミーア!!」と言ったり、カフェで男女比1:3の4人を見て「逆マンマミーア……?」と言い出したり、かなり面白い影響の受け方をしていました(笑)
それから、鑑賞後にこんな会話をしました。
友「私たち、マンマミーア観に来るなんてさ、大人になったよね」
私「そうだよね。だって…」
友「うん、私ら最後に一緒に観た映画」
私&友「……アナと雪の女王www」
なんだかんだ忙しくて、一緒に映画館なんて久しく来てなかったんですよ(笑)
彼女と、マンマミーア!を前作と本作合わせてもう一度鑑賞する約束をしました。
みなさんもぜひ観てみてほしいです!!影響受けてください(笑)
https://hearnest.com/mamma-mia