【白雪姫と鏡の女王】感想や考察:姫が強いおとぎ話「白雪姫と鏡の女王」

皆さんこんばんは!

今日の映画は「白雪姫と鏡の女王」です!!

見終わった感想は、「おとぎ話の進化版みたいだった!!」。

評価は星4.5です!

映画の基本情報

【監督】ターセム・シン・ダンドワール

【題名】白雪姫と鏡の女王

【原題】Mirror Mirror

【原作】グリム兄弟『白雪姫』

キャスト・登場人物

女王:ジュリア・ロバーツ(吹替:深見梨加)

すっごく美人だけど超性格が悪い女王様。魔法の鏡と会話をします。

白雪姫:リリー・コリンズ(小松未可子)

幼い頃に母と父を亡くし、お城に閉じ込められて生きていました。

王子:アーミー・ハマー(玉木雅士)

冒険の途中で白雪姫の国の森に迷い込んでしまった王子。なんかちょっとドジです。

ブライトン:ネイサン・レイン(岩崎ひろし)

女王様に付き従う従者。なかなか逆らえないようです。

他多数出演

あらすじ

幼くして国王である父を亡くしてしまい強欲な継母である女王によってお城に幽閉されながら育った白雪姫は次第に外の世界に憧れを抱いていった。 ある夜、お城で開催された仮面舞踏会に紛れ込んだ白雪姫はかつて森で出会った他国の王子アルコットと再会する。 共に惹かれ合う二人であったが、女王は王子の国の財産を狙って自分との政略結婚をたくらんでいた。 そして、自分の計画の邪魔になった白雪姫を森へ連れて行き殺してしまうようにと女王は側近に命令するのだった。 難を逃れた白雪姫は森の中で7人の小人と出会い剣術を学んでいく。女王の強欲な暮らしの為に貧しい暮らしを強いられている国民を目の当たりにした白雪姫は国民を救うため魔術を駆使する女王に果敢に立ち向かっていく。

(Wikipediaより引用)

本編の感想

え、これディ●ニーじゃね?ってくらいクオリティが高い作品でした!!!!

こんなのあったら実写化できないよねぇアニメーションの本家もさ……。

誰もが知る童話をモチーフに展開される、ワクワクが止まらない作品でした!!映像も構図や衣装が綺麗で、とても面白かったです!!

よかったところ

映像が綺麗

リリー・コリンズ可愛い!!

のは、置いといて。映像の色使いや映し方がとっても綺麗でした!

暗い森の雪とか、ただ薄暗くて安っぽい映像になりそうなものですけど、この映画はとっても綺麗でした!

衣装

エンドロールに”in Loving Memory of EIKO ISHIOKA(石岡瑛子氏に捧げる)”とあり、どういうこと?と思って調べてみました。舞台美術や衣装制作で数々の賞を受賞なさっていた、あの石岡瑛子さんが最後に手がけた作品なんですね!私、お恥ずかしいことにお名前を存じ上げていませんでした……。

色合いがとても鮮やかで、質感も世界観に良くあった芸術的なものでした!

世界的に評価を受けるのがとてもよくわかります。

あまりよくなかったところ

バックの音

ガヤがでかい。メインで話しているところの後ろやなんかで話している声。存在感が強いという方がいいかも知れません。小人の会話とかも確かに面白かったんですが、そのせいで聞き取れなくては本末転倒です!

原題

題名を「Snow White(白雪姫)」ではなく「Mirror Mirror(鏡よ鏡)」にしたのはなぜだろう?と疑問が残りました。女王がメイン!というわけでもなく、白雪姫も同じくらいの比率で映していたのにどうして原題は女王メインなんだろう?と思ってしまいました。日本語版の題名は「白雪姫と鏡の女王」で適切だと思いました。まあ、面白かったんで題名は別に良いんですけど(笑)

音楽

これは完全に私の好みの問題ですが、ラストでダンスを踊る場面、あの曲なぜこんなにアジアンテイストな旋律なの!?と笑ってしまいました(笑) ちょっと間抜けなインド映画っぽい感じがしてしまいました。

ドレスとか着てるし、音楽も洋風に統一すれば良いのに……と思ってしまいました。

音楽のせいでしょうか。ちょっと間抜けなインド映画っぽい感じがしてしまいました。そして、ダンスシーン長いかなあ。オマケなんだから、もう少し短くて良かったなと思いました。何か狙いがあるのならすみません!

印象に残ったシーン

王子の呪いを解くシーン。

小人と白雪姫が奮闘するのが可笑しくて可愛くて最高でした!!

心だけ子犬になったドジ王子も滑稽でしたが、良かったのはその後のキスの準備。小人の振る舞いから父親からの愛情を薄っすらと感じ取れた気がしました。お父さんがいなかった、親の愛情を長い間受けられなかった白雪姫にとって、ちょっと気恥ずかしいかんじもあったのではないでしょうか。その表情なんかも、とても良かったです。

この映画を一言で表すと

「姫が強いおとぎ話」!!

お姫様は助けてもらうばかりじゃない。自分の力で物語を変えられる強い存在なんだ!というのがひしひしと伝わってくる映画でした。面白かったです!!

まとめ

映画「白雪姫と鏡の女王」、ディ●ニー好きの友だちにもおすすめしてみようと思います!!是非観てみてください!!