こんばんは!
今日は私の大好きな映画、「下妻物語」について書きます!
感想は「下らないけど元気になれる!」(笑)
評価は星4.5です!
映画の基本情報
【監督】中島哲也
【題名】下妻物語
【原作】獄本野ばら著『下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん』
キャスト・登場人物
竜ヶ崎桃子:深田恭子
ロリータファッションが大好きな女子高生。刺繍がとても上手です。可愛いですが、自分を「マジで心根が腐ってます」と評価する、ダメ女です。
白百合イチゴ:土屋アンナ
舗爾威帝劉(ぽにいている)に所属し、特攻服で歩き回るヤンキー。イチゴという可愛い名前が嫌でイチコと名乗っています。口は悪いけど、素直で友だち思いです。
桃子の父:宮迫博之
超だめな桃子の親父。泣き虫で騙されやすく、桃子が小学生の頃に母と離婚し、自分の母と二人で桃子を育てています。
桃子の母:篠原涼子
桃子のお母さん。美人ですが浮気症です。
桃子の祖母:樹木希林
もし同級生ならきっとあだ名は「不思議ちゃん」。トンボを素手&ノールックで捕まえる彼女、謎が多すぎる。大好きなキャラクターです。
亜樹美:小池栄子
イチゴの憧れのヤンキー。彼女に声をかけられてイチゴはヤンキーになりました。
一角獣の龍二:阿部サダヲ
リーゼント長過ぎる。イチゴたちをパチンコ屋で助けてくれました。
その他多数出演
あらすじ
茨城県の下妻市に住む竜ヶ崎桃子は、ロリータ・ファッションをこよなく愛する孤高の高校生である。もう一人の主人公・白百合イチゴは、レディース(暴走族)の一員であり、桃子の父親の作ったベルサーチの偽物を買いに来たことをきっかけに、桃子の家に出入りするようになる。イチゴは、自分が所属する暴走族の総長が引退する時、代官山にいるらしい有名な伝説の刺繍家に「ありがとう」と入れてもらった特攻服を着たいと願い、資金を稼ぐために桃子を引き連れパチンコ屋に繰り出す。桃子は初めてのパチンコであったが、偶然連チャンし、易々と自分の服代とイチゴの刺繍のための資金を稼ぎ出す。イチゴは代官山に詳しい桃子を伴い伝説の刺繍家を探しに行くが、その刺繍家を見つけることはできず、イチゴは深く落ち込む。見かねた桃子は自分が刺繍を請け負う。不眠不休で刺繍をし、見事な刺繍入りの特攻服が仕上がった。その素晴らしさを見て、イチゴは感動を覚え、素直に感謝をする。その言葉を聞いて桃子は今までに感じたことのない不思議な感覚を覚え、これをきっかけに、二人の間に友情が芽生え始める。
ある日、桃子は、お気に入りのボンネットをネズミにかじられてしまい、それを誤魔化すために刺繍を入れる。このボンネットをつけて、代官山にあるロリータ・ファッションのショップである「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT」を訪れたことが桃子に幸運をもたらす。そこで社長の磯部に刺繍の腕を認められ、やがて次の新作ワンピースの試作品の刺繍をすることになった。天にも昇る気持ちで、刺繍を入れるが、迷いがありなかなか仕上げられない。迷いの中、桃子はどうしてもイチゴに会いたくなりイチゴを呼び出す。イチゴは、暴走族のレディースの集会に行く予定であったが、友達として必要としてくれた桃子と会うことを優先する。集会に穴をあけたイチゴはレディース仲間集団と対立、族としての「ケジメ」をつけるために呼び出される。家に帰り、「ケジメ」がなんであるかを知った桃子は意を決し、乗ったこともない 原チャリで暴走し、イチゴの元へ駆けつける。
(Wikipediaより引用)
本編の感想
冒頭でも話しましたが、私この作品大好きなんです。下らなくて馬鹿らしいけどなんか何度も見ちゃう映画です。
公開時、ロリータファッションで来場すると割引特典があったらしいです!ハロウィン過ぎちゃったけど、こういう企画ほかの映画でももっとやったらいいのにね!
よかったところ
ストーリー展開
登場人物のコントラストが素晴らしい。みんな濃いんですよね。
ヒロインは2人。真逆の性格です。方やロリータ、方やヤンキーという、超異質な組み合わせなわけです。この一見相容れない2人が仲良くなっちゃうっていう話ですよね。
設定としては王道ですが、飽きないんです。何故かというと、小ネタがいっぱいあるから(笑)
「おいこのシーン絶対いらないだろ!!」っていう、別に伏線でもないシーンとか表現が沢山あって、面白いです。
役者
役者のクオリティが高い!
深田恭子、土屋アンナという大女優2人を筆頭に、宮迫博之、篠田涼子、阿部サダヲ、樹木希林まで出ています。超豪華なんですよ。実写版銀魂並です。やっぱり、上手いんですよね。下手に新人とか使ってないけど、演技のクオリティがとにかく高い!映画の質を底上げしていました。
コメディって、ボケで狙いすぎるとスベります。俺ら面白いことやってますよ!っていうのが透けて見えるのは、内輪受けだけで観客的には興ざめしてしまうことも考えられるんです。だから、コメディって演技が難しいんですよね。
宮迫さんすごい上手いですよね!
超ダメおやじ。でも、桃子があの父親を「面白そうだから」と選んだの、わかりますよね。面白いって大事ですね。子供の桃子はそれをよくわかっていたのかも知れません。
役者の演技で、そのキャラクターがなんか良い人に見えちゃう。阿部サダヲもでしたけど(笑) これって、すごいことですよ!てか、脇役濃い!!!くどいよ!!!と思いながら、クセになるんですよね。(笑)
テンポ
潔く次に進むのが気持ちいい!!
この映画、無駄に長いくだりは無いです。サクサク進みます。テンポよくストーリーが進行するのは見ている側を飽きさせない工夫だと思います。
やっぱり途中で垂れちゃったりするんですよね。だから、監督のセンスは素晴らしいと思います!!!
あまりよくなかったところ
強引なラスト
いや、死ぬってwww
思わずツッコミを入れてしまうラストです。
客観的に見たらここかなあ。でも、私は超すきです。
印象に残ったシーン
ラストシーンです。
超スカッとする桃子の独白。若干長いしツバの吐き方下手くそだけど、うっかり泣きそうになります。バイクに乗る2人が、とっても綺麗です。泥だらけだけど。
この映画を一言で表すと
「ハチャメチャ青春コメディ映画」!
疾走感あるコメディです!!何も考えずに見て笑える映画なので、定期的に見たくなります。
まとめ
映画「下妻物語」、傑作だと思います。
笑いたい人、是非観てみてください!おすすめです!!!!